ドイツ1部のブレーメンに所属するミオ・バックハウスこと長田澪。

日本人の母とドイツ人の父を持つ21歳のGKは、U-20ドイツ代表でもあるが、日本代表も注視している。

長田は2023年にレンタル移籍したオランダのフォレンダムで評価を上げ、世界的強豪バルセロナから関心を寄せられるまでになった。

だが、ブレーメンに復帰した昨季は、守護神ミヒャエル・ツェッテラーの控えになり、1分もプレーできず。

それでも、長田は6月にブレーメンとの契約を延長し、正GKを目指すとしていた。

ただ、『Bild』によれば、ブレーメンは、今季もツェッテラーを正GKとして起用すること、長田は控えになることを決定し、2人にその旨を伝えたという。

30歳のツェッテラーは、日本代表GK鈴木彩艶らにも関心を寄せるプレミアリーグのウェストハムが獲得を狙っていたが、移籍する可能性は低くなったようだ。

ツェッテラーはプレシーズン直前に「自分がこの時点でベンチに戻ることはない」と断言しており、もし、長田が正GKに指名されていた場合にはブレーメンを退団していた可能性が高いとのこと。

一方、今季も控えスタートになった長田の今後は未知数になった。再レンタル移籍案は却下されたというが、カップ戦などで出場機会を得られるかも不透明だとか。

ブレーメンは15日にビーレフェルトとのDFBポカール(ドイツカップ)、23日には堂安律が加入したフランクフルトとのブンデスリーガ開幕戦が控えている。

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