2015年からウェストハムでプレーしてきたミハイル・アントニオ。

プレミアリーグで通算60ゴール以上を記録している35歳のベテランFWは、昨年12月にフェラーリを大破させる深刻な事故を起こした。

アントニオは大腿骨を4か所粉砕するなど重傷を負ったが、今年6月に試合復帰を果たした。

『Daily Mail』によれば、事故で大破したアントニオのフェラーリ・GTC4ルッソが、オークションサイトで出品されていたという。

同車の正規価格は26万ポンド(約5185万円)ほどだというが、4万ポンド(約797万円)ほどの希望価格で出品されていたとか。

車体は事故当時の破損した状態のままで、保険請求がされていない可能性があったというものの、現在はサイト上からなくなっているとのこと。

同紙は、アントニオが、事故車の残骸から高価な部品を回収して売却することで、費用の一部を取り戻そうとしたのかもしれないとしている。

彼は2019年にもランボルギーニ・ウラカンで事故を起こしており、その影響で保険料が高額になったと3年前の時点で話していたそう。そういったこともあり、今回の事故後に保険会社を使ったかどうかは不明。

アントニオはウェストハムとの契約が今夏で満了になったが、その後もリザーブチームで練習に参加していた。

『BBC』によると、10月からはブレントフォードで練習に参加しているというが、契約を前提としたものというよりは、コンディションを保つためのものだとか。

なお、アントニオは、イングランド生まれながら、2021年にジャマイカ代表デビュー。今年9月のW杯予選には招集されていたものの、今月は選外となった。

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