かつて日本代表でキャプテンを務めた吉田麻也。
若くして海外に移籍すると、オランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、そして、現在はアメリカと海外で長くプレーしてきた。
37歳になった吉田は、interfmの『Treasure in Talk』で、後輩との距離感に悩む社会人に対して、こんなアドバイスをしていた。
「距離が近いほうがいいんじゃないかと思いますけどね。昨今ね、コンプラ問題とかセクハラ問題とか、あるじゃないですか。どの大人も距離感を保って、ジャブが当たらないような距離感にいると思うんですけど。どんどん懐に入っていって、ジャブを食らいつつも思いっきりカウンターパンチを食らわせる準備をしたらいいんじゃないかなと思います。
確かに懐の広さがやさしさと勘違いされ、舐められる可能性はあると思うんですけど、それでも威厳を保つのは、結果とか仕事でビシッと決める時じゃないかなと思います。
僕も割と舐められがちというか、最近は減りましたけど、もうちょっと後輩と歳が近かった時は、舐められやすいタイプだったので、それでもプレーで見せる、ピッチで見せるとか、そういうのを意識して。ピッチ外ではめちゃくちゃヘラヘラしてるけど、プレーはちゃんとしてるなみたいな。そのオンオフが非常に大事だと考えていたので、そこは意識するようになりました。
むしろ最近は、年齢がどんどん上がってきて、逆に若い選手との逆に距離ができてしまって。いいのか悪いのか、僕自身がその距離感をどう詰めるのか、(距離を)置くのか迷っている状況ではあります。
ただ、距離をつめてくる後輩のほうが好きですね。
やる時やらない時のメリハリとか、オンオフの切り替え。よく学生時代の先生に言われたじゃないですか、それが一番だと思います」
「ヨーロッパだと、イタリアは結構上下関係あったかな、上の選手をリスペクトするのはすごく大きかった気がしますね。アメリカは割とフランクな感じがします。
韓国とかは、めちゃくちゃ上下関係は厳しいと聞くので。選手も上の先輩にはなかなか言えないみたいな、言ってはいけないみたいなのがあるみたいですね。
国によって違うのかなと思いますけど、僕は日本の選手にも…あまり気を遣われるのが好きじゃないので、全然タメ語でもいいやと思っているので、タメ語で来られても、まったく気にならないですね」
吉田はイタリアのサンプドリア時代に重鎮だったファビオ・クアッリャレッラと大ゲンカをしたという話をしたこともある。
儒教文化が残る韓国も、上下関係に厳しいとされている。FCソウルでプレーした元イングランド代表ジェシー・リンガードも、先輩の料理が来るまでは自分たちの料理に決して口をつけようとしない韓国選手たちの振る舞いに衝撃を受けたと話している。
吉田は後輩からタメ口を使われても大丈夫としつつ、「後輩は広い心で受け入れて、仕事のしめるところはしめる」のが理想の先輩像と語っていた。
筆者:井上大輔(編集部)

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