J1の湘南ベルマーレは22日、ホームサポーターにとってより良い観戦体験の実現とクラブの持続的な成長を目指し、シーズン移行に伴い開催される明治安田Jリーグ百年構想リーグ(2026特別大会)より、レモンガススタジアム平塚におけるホームとアウェイのエリアを入れ替えると発表した。
今年9月に開催した「観戦体験向上に向けたワークショップ」含む、多くのサポーターからの意見や提案を踏まえ、慎重に検討を重ねたうえで決定したものだという。
「ホームとアウェイの入れ替え」により、これまでアウェイサポーター席だったスタジアム南側がホーム席、逆にホームサポーター席だったスタジアム北側がアウェイ席に変更される。
変更の主な目的について今回、クラブは「ホームサポーターの皆さまに、より良い観戦体験を提供すること」と「観戦体験の向上を通じて、クラブが持続的に成長していくこと」の2点を挙げた。
スタジアム南側は最寄り駅であるJR平塚駅からのアクセスが良く、「キングベルパーク」「フードパーク」「フラッグシップストア」「はらっぱエリア」など、試合前後に楽しめるコンテンツが集まっている。
ホーム席がその南側へ移ることにより、試合そのものだけでなく、“スタジアムで過ごす1日”をより充実したものにしていくことが可能になるという。
また、南風が多い地形特性から、ホームサポーターの声が風上となり、これまで以上にピッチへ届きやすくなる点も期待できるとのこと。
ただ、レモンガススタジアム平塚は大型ビジョンが南側にしかないため、「ホームゴール裏からビジョンが見えづらくなる」ことはワークショップでも改善点に挙げられている。クラブによれば、大型ビジョンの移設は現時点では難しい状況とのことだ。
一方で、「ビジョンを背負うことでスタジアム全体の一体感が高まる」「ビジョンを使った新しい演出ができそう」といった声もあるようで、クラブは演出やサポーターとの連携を通じて、より一体感のあるスタジアム体験の創出を目指すことを明らかにしている。
その他の課題についても、寄せられた意見を踏まえつつ、引き続き改善に向けた検討を重ねていくそう。
なお、Jリーグでは、鹿島アントラーズや柏レイソル、ジュビロ磐田などが過去にホーム席とアウェイ席の入れ替えを行っている。
鹿島は、2017シーズンより実施。不思議なことにそれ以降、国内タイトルから遠ざかっていることから、ファン・サポーターの間では「鹿島神宮に背を向ける形になったことが影響しているのでは」といった声もある。

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