今シーズン、J1に戻ってきた清水エスパルスは、現時点で14位となっている。

そうしたなか、DF高橋祐治が21日の名古屋グランパス戦で左膝前十字靱帯断裂と左膝半月板損傷の重傷を負い、全治9か月と診断された。

高橋は受傷後にSNSにこう綴っている。

「怪我について。いつも応援ありがとうございます。リリースにあった通り、先日の試合で左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷という大怪我を負いました。

全治は約9ヶ月です。『バキッ』という音とあの痛みは5年前に一度経験したことがあったので、倒れた瞬間にわかりました。

同時に色んな感情に襲われ、涙が止まりませんでした。年齢的にも相当きついですし、悔しいです。

現地やDAZNで応援してくださった方々には大変ご心配をおかけしました。初めて僕のチャントを歌ってくれて嬉しかったです。ありがとうございました。

僕たち選手はお互い真剣勝負の中で戦っています。

その中で起こってしまった出来事なので、相手の選手に対して酷いことを言ったり、嫌な思いを持ったりしないでください。試合後もすぐに僕のところに駆けつけてくれました。

起きてしまったことは仕方がないので、手術とリハビリを頑張ってパワーアップした姿で帰ってきたいと思います。長い道のりですが、またあの大声援を背に戦えるように、皆んなとサッカーできるように頑張ります」

また、自身のYouTubeチャンネルで復帰までのリアルな様子を伝えるとも。

32歳の高橋は、モデルなどで活躍する高橋メアリージュンさんと高橋ユウさんを姉に持ち、2019年には元AKB48の高城亜樹さんと結婚している。

清水は28日にホームのIAIスタジアム日本平で柏レイソルと対戦。選手たちは高橋の背番号3が入ったシャツを着用し、彼にエールを送っていた。

松葉杖姿で試合に駆け付けた高橋は、チームメイトとサポーターからのエールに感激したようで、「最高な仲間、皆んな本当にありがとう!」「ありがとうございます!待っててください!」とも綴っていた。

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