
今シーズンからスイス王者バーゼルでプレーするDF常本佳吾。
明治大学を経て、鹿島アントラーズでプロになった26歳のサイドバックだ。
筑波大学出身の三笘薫が対峙したなかで印象に残っている選手として名指したことでも知られている。
日本代表招集経験はない常本だが、欧州では確かな評価を得ている。
2023年からスイス1部セルヴェットでプレーしてきたが、今夏に名門バーゼルに引き抜かれた。
かつて中田浩二氏や柿谷曜一朗氏もプレーしたバーゼルは、1893年創設でスイスリーグ21度の優勝を誇る強豪であり、常本は右サイドバックのレギュラーとして起用されている。
ただ、常本は24日に行われた鈴木唯人擁するフライブルクとのUEFAヨーロッパリーグで後半途中に負傷交代を余儀なくされた。
そうしたなか、バーゼルは26日に「検査の結果、ハムストリング(太ももの裏側)に筋損傷が確認され、数週間の離脱を余儀なくされる見込み。常本は当面、プレーできない」と発表した。
『SRF』は「常本、長期離脱へ。バーゼルは数週間欠場を発表。26歳の常本は公式戦全試合に先発出場していた」と伝えている。
これで、バーゼルは常本や38歳のベテラン守護神マーヴィン・ヒッツら4人が負傷離脱を強いられることになった。