レアル・ソシエダの久保建英は、24日に行われる古巣レアル・マドリー戦で今シーズンを終える。
6月で24歳になるレフティは、ソシエダとの契約が2029年まであるが、夏の移籍も噂されている。
そうしたなか、レアル系サイトの『Defensacentral.com』は、久保のレアル復帰説についてこう伝えていた。
「レアル・マドリーは久保建英の状況を注視:3000万ユーロ(48.6億円)を得られる可能性も。
来夏の話題になるかもしれない久保建英。この日本人選手は今夏の移籍市場でレアル・ソシエダを退団する可能性があり、レアルは彼の状況を注視している。
ソシエダとの契約解除金は6000万ユーロ(97.2億円)で、レアルはその半額にあたる3000万ユーロを得ることになる。これは、レアルが久保建英の権利を50%所有しているためだ。
フロレンティーノ・ペレス会長は、3000万ユーロで久保を獲得できる可能性があることを認識しているが、スポーツディレクターたちはブラヒム・ディアスやアルダ・ギュレルほど彼を評価していない。
したがって、このアジア人選手が古巣に復帰することはないだろう。確かに一時はそのような兆候があったが、全くの事実無根だ。レアルのクラブ幹部は、市場でのそのような動きを一度も考えたことがない。
一方、レアルのファンも、シャビ・アロンソ新監督(まだ決まってはいない)の補強候補として彼を考慮していない。
ルカ・モドリッチが退団したとはいえ、このニュースの主人公は、レアルファンから必ずしも評価されているわけではない。
レアルは選手の総市場価値が12.7億ユーロ(2058億円)を誇る世界的スター軍団。
2012年からレアルでプレーしてきた39歳の重鎮モドリッチは今季限りでの退団が決まったが、レアル首脳陣は久保の買戻しを考えていないそう。
また、久保は古巣レアルにも歯に衣着せぬ発言をしてきたため、それもネックになっているとかいないとか。
なお、レアルは、カルロ・アンチェロッティ監督が今季限りで退任。後任として、シャビ・アロンソ監督の就任が噂されている。