日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。

出場チーム数は前回までの32か国から48か国に増えた。

アフリカに割り当てられた出場枠は、9つ(プラスプレーオフ)。

そのアフリカ予選で好調な戦いを続けているのが、カーボベルデだ。

FIFAランキングは73位ながら、予選グループDの首位に立っているのだ。

9日には通算8度のW杯出場を誇る強豪カメルーンを1-0で撃破。残り2試合で2位カメルーンとの勝点差を4ポイントとなったことで、カーボベルデはあと1勝すれば初出場が決まる。

カーボベルデは大西洋に浮かぶアフリカ最西端の島国。実はクリスティアーノ・ロナウドも父方の曾祖母がカーボベルデからの移民であり、8分の1カーボベルデの血を引いている。

『BBC』は、「人口60万人に満たない大西洋に浮かぶ島国カーボベルデがW杯に進出すれば、まさに驚異的な偉業となるだろう」と伝えている。

一方、カメルーンと同じように予選で厳しい状況にあるのが、大国ナイジェリア。

世界的ストライカーであるヴィクトル・オシメンやアデモラ・ルックマンら擁するナイジェリアは、予選グループCで残り2試合で3位と低迷しており、このままなら敗退になる。

そのナイジェリアは、勝利必須だった9日の南アフリカ戦に1-1で引き分けてしまった。この結果、3位ナイジェリアと1位南アフリカとの勝点差は6ポイントに。

ナイジェリアは6度のW杯出場を誇るが、2022年大会も予選で敗退している。

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