3月に高速道路での交通事故によって「脳死」と診断された19歳のブラジル人FWペドロ・セヴェリーノが、3ヶ月の治療を経て自宅へと戻ることができたという。

ペドロ・セヴェリーノは3月4日月曜日の午前5時21分に発生したもの。乗っていた車がトラックと衝突し、助手席にいた彼は頭部に大きな外傷を負ったという。

午前10時50分には脳神経外科手術を受け、それ自体は成功裏に終了したものの、意識は戻らず夕方には「脳死状態」だと診断されていた。

しかし今回、彼の父親であるルーカス・セヴェリーノがInstagramで報告したところによれば、ペドロ・セヴェリーノは3ヶ月の治療とリハビリを経て自宅に戻ることができたという。

ペドロ・セヴェリーノはレッドブル・ブラガンチーノのU-20でプレーしていた選手で、友人のペドロ・カストロとともに練習へと向かう途中だった。

ペドロ・カストロは幸運にも軽傷で、病院に運ばれたものの数時間で退院していたそう。

また、父親は「ルーカス」という登録名でFC東京やガンバ大阪に所属し、日本で長くプレーしたことで知られているストライカーである。

その息子が脳死になったということで日本でも大きな話題になったが、なんと3ヶ月で退院という奇跡の結末になったようだ。

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