オランダ1部のNECナイメーヘンでプレーする日本代表MF佐野航大。

2023年にファジアーノ岡山からNECに移籍すると、同胞である小川航基や塩貝健人とともに活躍してきた。

今年6月のインドネシア戦で日本代表デビューを果たすと、兄である佐野海舟(マインツ)とともにサムライブルーのピッチに立った。

オランダ紙『VI』によれば、21歳の佐野には、オランダの名門アヤックスや、イングランド、ドイツからも関心が寄せられているという。

NECは1050万ユーロ(約18億円)ほどの高額の移籍金を求めているというが、海外クラブからのオファーの提示額はそれにはるかに及ばないものだったそう。

一方、NECのディック・スフリューデル監督は、佐野の長期残留を熱望しており、「彼のこの夏の移籍は論外だ」とその重要性を口にしている。

それでも、同紙によると、「(移籍期限の)9月2日までに1050万ユーロと同額程度の移籍金を提示するクラブが現れれば、NECは佐野を失う可能性がある」とのこと。

今シーズンの佐野は、3-4-3システムのダブルボランチの一角としてプレーしているが、NECはポジションの選手層が薄いために、ダイナミックな”8番“を補強しようとしているという。

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