[明治安田J1百年構想リーグEASTグループ第7節、ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC東京、3月18日、千葉・フクダ電子アリーナ]
千葉はFC東京に1-2で敗戦して2連敗となった。
後半から途中出場した千葉MF安井拓也は同33分にこぼれ球を押し込んで同点弾を奪った。
安井が指摘するJ1との差
フクアリに帰って来た安井がゴールネットを揺らした。
昨季よりFC町田ゼルビアから千葉に加入するも、思うような出場機会を得られないままシーズン途中でFC今治に期限付き移籍した。
千葉では「悔しい想いをした」と口にする安井は今季より復帰。今治でリーグ戦7試合1得点を記録した背番号41は、自身の成長をプレーで表現した。
試合は立ち上がりからFC東京に押し込まれた。前半31分にペナルティキックから失点すると、その後も攻撃の糸口を見つけられないまま、わずかシュート1本で前半を終えた。
「負けていたので、攻めるしかない」
安井は後半の頭からボランチの位置で途中出場。「一つひとつの球際で、相手と自分たちのどちらにボールが転ぶのか決まる。そういう細かい部分が流れを決めますし、球際で負け続けたら必然的にその後も負け続ける。そういう気持ちの部分というか、一番サッカーとして大事な部分である奪うとか、走り負けないところがより重要になるんじゃないか」と気持ちで戦った。
少しでも前にスペースがあればボールを持ってドリブルし、相手が食いつけばタイミング良くボールをさばいた。
そして待望の瞬間は後半33分に訪れた。
ロングボールの流れから激しいプレッシャーで相手のミスを誘った千葉は、敵陣でショートカウンターを開始。右サイドでボールを受けたMFイサカ・ゼインがボックス内に切り込んでいってカットインシュートを放つと、こぼれ球に詰めていた安井が押し込んで同点にした。
「自分自身、勝負し続けるしかないと思っているので、それがゴールという形になったのは良かった」
安井は復帰後初得点に喜びを爆発させた。千葉にとっても「逆転にいこう!」と息を吹き返す値千金の一発だったが、直後の同35分に勝ち越し弾を許してしまった。
試合はそのまま1-2で終了。試合後、待望のゴールを決めた安井に笑顔はなかった。
「手ごたえは特にないですね。勝てないと意味がないので、ゼロを1にできたことは良かったですけど、チームとして勝っていない以上、きびしいものがある。あそこ(同点直後)で失点してしまうのもチームとしての弱さが出たと思います」
「特にJ1では、やれている感じはあっても得点を取れないとか、最後のところで得点を取られるとか、そういう最後のゴール前の一歩みたいな差がある。その前で見たら、ルーズボールで競り負けているし、そういう細かいところの積み重ねの結果だと思います。
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2連敗となった千葉。思うような結果をつかめていないが、愚直にやり続けるしかない。安井は「自分たちはチャレンジするしかないと思うし、どれだけ強気に勝負できるかだとも思う」と前を向いた。
取材・文=浅野凜太郎

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