近年、世界最高峰のストライカーとして活躍してきたポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。
ドルトムント時代には香川真司と同僚だったことでも知られる彼は、2008年に代表デビューを果たすと、ポーランド代表史上最多出場記録と最多得点記録を樹立。
36歳になった現在もバルセロナで活躍しているが、SNS上で突然代表からの引退を発表した。
「現在の状況と代表監督に対する信頼の喪失を考慮し、彼がその職に就いている限り、代表でのプレーを辞退することを決めた。世界一のファンたちと共にプレーする機会がまだあることを願っている」
2023年からポーランド代表を率いているミハウ・プロヴィアシュ監督との不和が代表拒否の理由だと説明。ポーランド紙は「代表に激震」とこの事態を報じている。
ポーランド代表は6日にモルドバとの親善試合を戦っており、10日にはフィンランドとのW杯予選を控えている。
レヴァンドフスキは今回の代表活動をそもそも辞退していたが、プロヴィアシュ監督は、8日にピオトル・ジエリニスキを新代表キャプテンに指名するセンセーショナルな決断を発表していたという。
レヴァンドフスキにもその旨を伝えたそうで、それが不和を決定的なものにする引き金になったようだ。