バイエルン、伊藤洋輝のような補強はもうしない!?現地サイトが指摘するワケ

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今月の日本代表戦で1年ぶりに復帰を果たした伊藤洋輝。



26歳の伊藤は、身長188センチの大型ディフェンダーで、センターバックと左サイドバックをこなせる大器だ。



ジュビロ磐田から若くして、ドイツのシュトゥットガルトへ移籍すると、2024年夏に世界的強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍金2350万ユーロ(約43.2億円)で引き抜かれた。



加入1年目の昨シーズンは3度の中足骨骨折で長期離脱を余儀なくされたが、今シーズン復帰を果たすと、日本代表にも戻ってきた。



彼が所属する世界的スター軍団バイエルンを昨シーズンから率いているのは、ヴァンサン・コンパニ監督。現役時代は世界的スター選手だった39歳の若手指揮官だ。



一昨シーズンのバイエルンは屈辱的な3位に終わったが、新監督のもとでブンデスリーガの覇権を奪還すると、今シーズンも首位を快走しており、強さを見せつけている。



そうしたなか、バイエルン専門サイト『FCBinside』は、「コンパニ監督のアプローチのおかげで、バイエルンは移籍戦略を転換した」と伝えていた。



「バイエルンでは、戦略に明確な変化が見られる。これまで外部からの移籍に重点を置いてきたが、自前の若手育成をますます重視するようになっているのだ。



これはコンパニ監督が積極的に推進している方針だ。こうした動きは偶然ではなく、長期的な計画の一環」



「『SPORT1』のシュテファン・クンベルガーも今後は自前のユース選手育成にさらに注力し、同時に移籍戦略も見直していくと見ている。



「若手選手のパフォーマンスを見れば、バイエルンはジャマール・ムシアラ、ルイス・ディアス、ハリー・ケインといったトップスターらとともに歩む一方で、もはやサーシャ・ボイや伊藤のような選手を大量に獲得する必要はない」と同氏は語る。



メッセージは明確だ。

主力選手は引き続き外部から獲得するものの、チーム層の厚さはクラブ内部の選手育成によって強化していく。



クンベルガーはこれをファンにとっても重要な利点と捉えている。「若い選手たちはファンからの信頼が高いので重要になる。若手がミスをしても誰が責めるだろうか」と。



バイエルンの新たなアプローチは明確になった。高額な移籍金による戦力拡大は減らしつつ、自前のユースチームから質の高い選手を育成する。



この戦略は経済的に理にかなっているだけでなく、クラブのイメージを刷新する可能性も秘めている」



25歳のフランス人DFボイは2025年1月にガラタサライから移籍金3000万ユーロ(約55億円)でバイエルンに加入したが、今冬に古巣ガラタサライにローンで放出された。



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今後はユース選手の育成にさらに注力しつつ、限られたスターだけを高額な移籍金で補強するスタイルに転換していく可能性があるようだ。



筆者:井上大輔(編集部)

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