レアル・マドリーは19日、「フランス代表FWキリアン・エムバペが急性胃腸炎のために入院した」と公式発表した。

エムバペは現在チームとともにクラブワールドカップへと出場するためアメリカを訪れているが、18日にマイアミで行われたアル・ヒラル戦を欠場していた。

それを受けてエムバペの状態が心配されていたが、彼は体調不良のために発熱があり、状態が改善されないために入院することになったとのこと。

『Mirror』などの記事によれば、エムバペは火曜日から発熱と消化器の不調を訴えており、感染が広がることを懸念して他のメンバーから隔離されていた状況だったそう。

エムバペは急性胃腸炎のために嘔吐、下痢、発熱が確認されていたそうで、シャビ・アロンソ監督も水曜日の時点で「彼はあまり体調が良くない。日曜日のパチューカ戦に復帰できるかは不透明だ」と明かしていた。

クラブの関係者によれば、エムバペはグループステージ全体を欠場する可能性が高くなっているそうで、復帰は少なくとも7月に入ってからになりそうだ。

エムバペを欠いたレアル・マドリーはアル・ヒラル戦で1-1の引き分けとなったが、そのかわりに出場したBチーム所属のFWゴンサロ・ガルシアがゴールを決める活躍を見せ、若手に貴重なチャンスを与える結果にもなった。

レアル・マドリーはこのあと日曜日にメキシコの名門パチューカと対戦する予定で、木曜日にはレッドブル・ザルツブルクとのグループステージ最終節を迎える。

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