先日、現役引退を発表した伊藤翔。
超高校級の怪物級ストライカーとして期待された逸材だった。
愛知県の中京大学附属中京高校時代に高校サッカー選手権に出場すると、Jリーグを経ずに、2007年にフランスのグルノーブルに移籍。
その後、2010年に清水エスパルスへ加入。横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、横浜FC、松本山雅でプレーした後に37歳での引退を決めた。
その伊藤翔がフジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』に出演し、清水時代にチームメイトだった小野伸二氏と語り合った。
46歳の小野氏は、日本代表史上に残る天才として活躍したレジェンド。2人はこんなやりとりをしていた。
伊「ピッチ内外で本当にお世話になったので…多くはピッチ外をお世話を非常にしていただきました」
小「来た時はどんな子がくるんだろうって感じで受け入れましたけど、来てからの翔は、いま話していいのかなっていうくらいビックリする人格でしたね(笑)
高卒で海外に出て、4年やって、久々に日本に帰ってくるのはどんな気分だったの?不安とか…」
伊「不安ももちろんありました。ただ、自分も後がない状態だったので、やらなきゃっていうので、よくわからないメンタリティになっていた気がします」
小「4年は苦しい時期を過ごしたって言っていたから、プレーの不安は?」
伊「怪我で長いことやってなかったので、もとに戻れるのかなっていう不安もありつつ、サッカー選手としての立ち位置も確立していかなきゃいけないっていうなかでの不安だったり、葛藤だったりはありました」
小「エスパに来て、本当に縦関係を…海外は上下(関係)がないので、本当にそれがビックリして、挨拶もしないし(笑)そこは俺、一番言ったもんな」
伊「(苦笑いしつつ)そうですね…挨拶も、ちゃんとおはようございます!みたいなことじゃなくて、しゃすみたいな感じで、いきなり若い選手が入ってきたので、上の人から見たら、確かにそれはなんだとなりますよね(笑)」
小「みんな、ちょっと引いてたからね(笑)グラウンドに来たら、とりあえず、おはようございますとしっかり言えと(笑)」
伊「なんだなんだとなりますよね(笑)部活の先輩みたいなことをまず最初に言われて…」
小「でも、そこからみんながしっかり受け入れて、それが翔の活躍につながっていったんじゃないかなと思います」
伊「そのきっかけを作ってくれたのは伸二さんだったので、伸二さんがいなかったら、終わってましたね」
小「嬉しいことですね」
伊「(挨拶ができていなかったのは)情けない話ですけどね…」
清水加入当時の伊藤は21歳。
先輩の小野氏は、挨拶から教え込んだというが、「あの時期はそういうメンバーが集まっていた」とも話していた。
筆者:井上大輔(編集部)

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