川崎フロンターレでプレーする日本代表DF高井幸大。
身長192cmを誇る20歳の大型ディフェンダーは、イングランドのトッテナムが、500万ポンド(9.8億円)で獲得合意に至ったとされている。
『TBR Football』によれば、日本サッカーに詳しいサム・ロブソン氏は、高井についてこう語ったそう。
「彼はすでに日本代表キャップを持っているが、日本では20歳のディフェンダーとしては異例のことだ。
タックルには少し熱心すぎて、飛び込みすぎるところがあるが、ポジショニングはとてもいい。ポゼッション(足元)でもリーグ屈指だ。
Jリーガーとして史上最高額になる話もある。今年のスパーズでスタメンになるとは思えない、1年のレンタル移籍が必要になるだろう。
彼は同じ年齢当時の冨安より優れている面もある。プレミアリーグのフィジカル的には冨安のほうがフィットしていただろうが、皮肉なことにアーセナルに所属する彼はフィジカルコンディションを維持できていない」
日本代表DF冨安健洋は、トッテナムのライバルであるアーセナルに所属している。彼も188cmと長身で若くして代表デビューを果たしたが、20歳時点では高井が上回っている要素もあるとのこと。
冨安は日本人離れした体躯とフィジカルを誇る選手だが、近年は度重なる怪我に苦しんでいる。