日本代表の正GKに君臨する鈴木彩艶は、昨季からイタリアのパルマでプレーしている。
23歳の若き守護神は、セリエAで16位と苦しんだチームのなかでリーグ1位のクロスキャッチ数を記録するなど活躍を見せた。
欧州列強から熱視線を送られていたものの、今季は移籍せずにパルマでプレーするとされている。
そうしたなか、鈴木は24日に行われたパルマとユヴェントスとのセリエA開幕戦に出場。
パルマは強豪相手にシュート25本を浴びるなど押し込まれると後半14分に先制点を許し、退場者を出した終盤に追加点を奪われ、0-2で敗れた。
それでも現地紙は、鈴木のパフォーマンスを評価している。
『Parmalive』「6.5点。彼からゴールを奪うには特別なことをする必要があると証明。2メートル以内からの2度の押し込みしか許さなかった(それ以外は阻止)」
『Parmatoday』「6.5点。前半12分にはパワフルなセーブを披露。2つの失点は彼にはどうしようもなかった。(先制されるまで)パルマの均衡を保った」
『Virgilio』「6.5点。出来る限りのセーブを見せ、0-0の時間帯ではチームを助けた」
劣勢の展開のなかでも確かなプレーを見せていたようだ。
パルマは30日の第2節で攻撃力に優れた昨季3位のアタランタと対戦する。