ブラジルの億万長者が、ネイマールに8億4600万ポンド(およそ1554.8億円)もの遺産を寄贈すると約束したとのことだ。
『The SUN』によれば、大富豪の遺言状は6月12日に2名の証人の立会の下で承認されており、ネイマールが相続人として指名されたという。
地元メディアの報道では、当該の大富豪は31歳だという。ネイマールとは全く面識がないものの、「個人的に共感を覚えているため」遺産の相続を指名したそう。
大富豪は名前などの身元を明かすことを拒否しているが、『Metropoles』のインタビューに対して以下のように話していたという。
「私はネイマールを愛しているし、彼と深く共感している。彼とその父親との関係には感銘を受けている。亡くなった私の父親との関係を強く思い出させてくれる。
そして、自分も名誉毀損に苦しめられてきた経験を持っている。何よりも重要なのは、彼が利己的な人物ではないということだ。
自分はもうすぐ31歳になるが、健康状態があまり良くない。もし私が死んだら、自分の財産を託せる人がいないのだ。政府や仲の悪い親戚に渡すのは嫌なんだ」
ただし、この遺言状が承認されて8億4600万ポンドもの遺産がネイマールに渡されることが決まったとしても、法的な問題で認められない可能性はあるとも報じられているようだ。