今夏、大幅に拡大されて開催されたFIFAクラブワールドカップは、イングランドのチェルシーが初代チャンピオンに輝いて幕を閉じた。

同大会には、イタリアの名門インテル・ミラノも出場した。

そんな彼らの出場を記念し、大会開催国のアメリカに本社を置ファナティックス(Fanatics)は、サッカー文化とアメリカの象徴であるアメリカン・フットボール(アメフト)との融合を象徴するNFLスタイルのユニフォームを制作・発売している。

6月20日にリリースされた情報によると、この“アメフト風”ユニは、インテルのコアカラーのひとつでもある黒を基調にしたデザイン。シルエットはゆったりめ。特に肩幅が広くて、袖は短くて太めという、いかにもNFLっぽいスタイルになっている。インテル公式サイト、さらにNFL Shopでも販売され、ニューヨークで開催された「Fanatics Fest」(6月20~22日)でも購入が可能だった。

胸元には、これまたアメフト感満載の「INTER」と「25」番のロゴがドンと入っていて、見た瞬間に目を引く仕上がりに。

細かいディテールにも注目ポイントが沢山あって、首元にはNFLのシールドロゴ、袖にはインテルのクラブエンブレムがしっかり配置されている。

さらに、ナイキのスウッシュと、ファナティクスのジョックタグも確認できる。

ファッションアイテムとしてサッカーやアメフトのユニフォームを取り入れる人も多いが、このコラボアイテムはストリートでも注目を集めそうだ。公式サイトでは「動きやすさを追求したゆったりとしたフィット感と、通気性を高めるメッシュサイドパネルにより、この夏のサッカーを思う存分楽しみながら、涼しく快適に過ごせます」と記載している。

アメフトとサッカーのクロスオーバーというだけでもレアだか、クラブワールドカップ記念というスペシャルな背景もあって、コレクター心をくすぐる一着になりそうだ。

気になる価格は120ユーロ(およそ2万円)と普段のサッカーユニよりはレアな分少しお高めとなっている。

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