南米チリで開幕したU-20ワールドカップ。
U-20日本代表は、27日に行われたエジプトとの初戦に2-0で勝利した。
30日の次節で対戦するのは地元チリだ。
そのチリは27日の初戦でニュージーランドを2-1で撃破。終了5分前にPKで同点に追いつかれるも、後半アディショナルタイムに勝ち越すという劇的な展開だった。枠内シュートで相手を下回るなど苦しんだが、何とか勝利した形。
『Bolavip』によれば、チリのニコラス・コルドバ監督は、試合後にこう話していたそう。
「(ニュージーランドは)とてもフィジカルな相手だったので、非常にタフな試合だった。相手はスペースをしっかりと塞いできたので、中盤でのプレーが難しいことは分かっていた。
初戦、不安、そしてこの素晴らしい観客の前でプレーすることいい試合だったと思う。もっと改善して、成長し続けなければならないが、こういう形でスタートできたことは重要だ。
ホームで最後の瞬間に勝利を掴んだ時はアドレナリンが噴出した。同点に追いつかれた後もチームは勝ちにこだわっていることを理解してくれたと思う。
ボールを奪われることもあったが、相手がいいプレーをした。それでも、勝った。次は日本との非常に難しい試合になる」
なお、地元チリ戦にはほぼ満員となる4万5千人のファンが詰めかけたそう(同じスタジアムで行われた日本対エジプト戦の観客数は1万5千人)。
日本にとっては大アウェイのなかでの試合になりそうだ。
ちなみに、コルドバ監督は元チリ代表選手で、メッシーナ時代には小笠原満男氏ともプレーした経験がある。