「こんなことは初めて」五輪閉会式直前にロシア人選手が失格処分…被害のドイツ監督は激怒

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日本人選手のメダルラッシュに沸いたミラノ・コルティナ五輪は22日、ついに閉幕を迎えた。



だが、同日に行われたノルディック距離スキー女子50キロクラシカルで、思わぬ“失格騒動”が発生したという。

現地時間22日、ドイツメディア『Bild』が伝えている。



同紙によれば、レース中のスキー交換時、ロシアのダリヤ・ネプリャエワ(AIN)が誤ってドイツ代表カタリーナ・ヘニッヒ・ドッツラーのスキーを装着。その結果、本来ボックスに置かれているはずの板が一時的に消える事態となった。



クロスカントリーでは、ワックスの状態に応じて途中で板を替える戦略が勝敗を左右するだけに、現場は騒然。ドイツのスタッフは急きょ予備のスキーを準備し、間一髪で交換に間に合わせたという。



ネプリャエワはそのまま滑走を続けたが、後に規則違反として失格処分となった。まさかのロシア人選手の失格騒動に、会場は大きな波紋に包まれた。



ドイツ側は強い憤りを示している。代表監督のペーター・シュリッケンリーダー氏は「こんなことは初めてだ。戦略が台無しになるところだった」と怒りをあらわにし、「一番良い板を持っていかれたら大惨事だ」と厳しく批判したと同紙は報じた。



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一方、ヘニッヒ・ドッツラー本人は、ネプリャエワから謝罪を受けたことを明かし「失格は理解できるが、わざとではないと思う」と複雑な胸中を語ったという。トップレベルの舞台で起きた前代未聞のトラブルは、競技運営の在り方にも一石を投じる出来事となった。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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