5日、ポーランドメディア『wszczecinie.pl』はジュビロ磐田が保有するMF古川陽介の去就について報じた。

昨年9月、ジュビロ磐田からポーランド1部グルーニク・ザブジェに1シーズンの期限付き移籍で加入した古川。

ザブジェは古川の獲得に関して優先交渉権を保持しているようだが、40万ユーロ(約6500万円)とされている古川の違約金と、昨季のパフォーマンスを考慮し、この権利を行使しない可能性が高いと見られている。

このままJリーグ復帰となるのか、去就が不透明となっている古川だが、同メディアによれば、同じくポーランド1部のポゴニ・シュチェチンが獲得に興味を示しているようだ。

記事によれば、すでに交渉が進められているそうで、ポゴニは古川が契約最終年を迎えていることも踏まえ、40万ユーロよりも低い価格での獲得を期待しているという。

ポーランドでの最初のシーズンでリーグ戦24試合出場し、2ゴール2アシストという結果で終えた古川。

同メディアはポゴニには過去に赤星貴文や村山拓也ら日本人選手が所属していた事実にも触れており、新たな日本人選手獲得の可能性に期待を寄せている。

“天才ドリブラー”として高校時代から注目を浴びてきた古川。今夏、どのような決断を下すのか注目だ。

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