ドイツ1部のボルシアMGは2日、日本代表DF高井幸大をプレミアリーグのトッテナムから期限付きで獲得した。
ドイツメディア『Rheinische Post』は同日、ボルシアMGはすでに昨季の段階で、高井を川崎フロンターレから直接獲得することを検討していたと報じた。
当時クラブは、後にオランダ1部のアヤックスへ移籍することになった日本代表DF板倉滉の将来的な退団を見据え、その後釜候補として高井に正式なオファーを提示していた。
しかしその後、高井の評価は急上昇。日本代表や国際大会での活躍を背景に市場価値が跳ね上がり、最終的には約580万ユーロ(約10億円)でトッテナムへ移籍することとなり、ボルシアMGのアプローチは実現しなかった。
同メディアは、今回の期限付き移籍は当時実らなかった構想を再び動かす「第二のチャンス」だったと伝えている。
21歳の高井は、川崎フロンターレでの活躍を経て、世界的名門トッテナムへ移籍。身長192センチの体格とスピードを兼ね備えたセンターバックで、日本のサッカーファンからはプレミアリーグでの活躍を期待されていたが、イングランド移籍以降はケガに悩まされ、ここまでプレミアリーグでの出場機会は得られていなかった。
ボルシアMGは高井を「トップタレント」と評価しており、契約に買い取りオプションが付随していることからも、クラブは単なる短期補強ではなく、将来の主軸候補として中長期的に見据えていると見られる。
また、昨季限りで同クラブを退団した板倉も川崎からマンチェスター・シティを経てボルシアMGに加入し、守備陣の中心へと成長した経緯がある。クラブはその成功体験を踏まえ、高井にも同様の成長曲線を思い描いているという。
1年越しで実現した獲得は、偶然ではなく必然だった。ボルシアMGが早くから目を付けていた日本の若き才能が、ブンデスリーガの舞台でどんな存在感を示すのか注目が集まる。
筆者:江島耕太郎(編集部)

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