2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表だが、本大会まで1年を切るなか、ディフェンダー陣に離脱者が相次いでいる。

冨安健洋もそのひとりだ。

類まれなポテンシャルを持つディフェンダーだが、近年は度重なる怪我に悩まされており、昨シーズンはアーセナルで6分しかプレーできなかった。

膝の再手術からの復帰を目指すなか、今年7月にアーセナルとの契約を解除して退団し、現在は無所属となっている。

そうしたなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、「オビエドとレアル・ソシエダが冨安の獲得を争う」と伝えていた。

「移籍市場終了後、レアル・ソシエダとオビエドは、現在市場に出ている選手で戦力を強化しようとしている。

いま名前が挙がっているのは、元アーセナルで経験豊富かつあらゆるデフェンスポジションをこなせる日本人選手の冨安だ」

ソシエダには日本代表の久保建英が所属しており、リザーブチームでは19歳の大型DF喜多壱也もプレーしている。

一方、オビエドは昇格プレーオフを勝ち抜いて、今季スペイン1部リーグに昇格したチーム。40歳のベテランである元スペイン代表MFサンティ・カソルラや元マンチェスター・ユナイテッドのDFエリック・バイリーらが所属している。

ソシエダとオビエドは無所属になっている冨安の獲得を検討しており、彼はスペイン行きの可能性が浮上しているようだ。

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