
6月14日に開幕を迎えるEURO2024。そこに向けてそれぞれの国がメンバーを招集し、開幕への準備を整えている。
今回はそのEURO2024に出場するフランス代表のメンバーに入ることができなかったビッグスターを6名ピックアップした。
リュカ・エルナンデス
クラブ:PSG
これまでの代表戦での成績:37試合0ゴール
理由:怪我
前十字靭帯を断裂する大怪我を負ってしまったリュカ・エルナンデス。3月の代表戦ではメンバーに入っていたものの、5月1日のボルシア・ドルトムント戦で左膝を痛め、長期離脱となった。
2022年のワールドカップでも右膝の前十字靭帯を断裂するという大怪我で大会から離脱することになった経験を持っており、ビッグトーナメントでの不運が続いている。
マッテオ・グエンドゥージ

クラブ:ラツィオ
これまでの代表戦での成績:8試合1ゴール
理由:戦術
今季ラツィオで鎌田大地とポジションを争ったマッテオ・グエンドゥージ。これまでは素行の悪さや対人関係の問題が大きくクローズアップされることが多かったが、今季はそれだけではなくセリエAで安定したプレーを見せた。
ユヴェントスやアストン・ヴィラへの移籍が噂されている彼であるが、フランス代表の分厚い中盤の中に食い込んでいくことはできず。3月の代表戦から続いての招集はならなかった。
アクセル・ディサシ

クラブ:チェルシー
これまでの代表戦での成績:5試合0ゴール
理由:戦術
モナコから今季チェルシーに加入した大型センターバック。プレミアリーグでは31試合に出場するなど主力としてプレーしたが、チームは最後まで苦しいシーズンになった。
ウィリアン・サリバやイブラヒム・コナテらがメンバーに入った一方、ディサシはそのなかに食い込むことができず。予備登録の段階でメンバーから外れている。
ケフラン・テュラム

クラブ:ニース
これまでの代表戦での成績:1試合0ゴール
理由:パリ五輪
父親はリリアン・テュラム、そして兄はマルキュス・テュラム。現在フランス・リーグアンで能力を証明しているケフランは、攻守に渡って貢献できるボックス・トゥ・ボックスのミッドフィルダーだ。
兄とともに代表へ招集されることも多かったが、今回はEUROのほうではなく自国開催のパリ五輪にメンバー入りすることになった。
ムサ・ディアビ

クラブ:アストン・ヴィラ
これまでの代表戦での成績:11試合0ゴール
理由:戦術
今季のプレミアリーグで38試合に出場して6ゴール8アシスト。アストン・ヴィラにやってきた快速ウインガーは、3月の試合で招集を受けていたためにEURO2024参戦は濃厚だと言われたもののメンバーにはその名前がなかった。
フランス代表は長くディディエ・デシャン監督が率いていることもありそれほどサプライズは起こらないが、今回ディアビが選ばれなかったのは意外だと受け止められている。
クリストフェル・エンクンク

クラブ:チェルシー
これまでの代表戦での成績:10試合0ゴール
理由:怪我の影響?
今シーズンは怪我に悩まされたクリストフェル・エンクンク。RBライプツィヒでの目覚ましい活躍から今季チェルシーに引き抜かれたものの、代表での怪我によっていきなり離脱した。
それからシーズンを通して怪我を繰り返したが、5月になってようやく復帰。ブライトン戦ではゴールも決めるなどフィットネスをあげていたが、メンバー入りに至るまでのアピールはできなかった。