自ら倒れてファウルを狙う!「シミュレーションでの警告数」が最も多い選手TOP5

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サッカー界において、ダイブ(シミュレーション)でイエローカードを受けることは、いわば「恥ずかしい罪」のようなものだ。VARの導入によって「倒れる技術」は廃れるかと思われたが、実際には今もなお蔓延している。



今回は『Planet Football』から。キャリアの中でシミュレーションによるイエローカードを最も多く提示されたTOP5の選手をご紹介する。



3位タイ:カルロス・アランダ(7枚)



アランダはレアル・マドリーのアカデミー出身で、スペイン国内の13ものクラブを渡り歩いたストライカーだ。ヌマンシアやビジャレアル、セビージャ、アルバセテ、ムルシアなど様々な場所でプレーした。



185cmの身長を持っていた大型ストライカーは、ラ・リーガで169試合に出場して28ゴール、2部で125試合に出場して33ゴールを奪取した。得点を量産するタイプではなかったものの、狡猾さも備えた選手として長く存在感をみせた。



3位タイ:ケイタ・バルデ(7枚)



セネガル代表で40試合に出場した経験を持っているウインガーのケイタ・バルデは、一般的な知名度こそ高くないかもしれないが、セリエAやラ・リーガを渡り歩いてきた選手だ。



バルセロナの下部組織で育ち、若くしてラツィオへと移籍してイタリアでデビュー。さらにモナコ、インテル、サンプドリア、カリアリなど様々なクラブでプレーした。



現在はイタリア・セリエBのモンツァでプレーしている。ドリブルを得意とする彼はファウルをもらうことも苦手ではないが、イタリアでは2部もVARが導入されているので、「厄介なものがあるな」と思っていることだろう。



3位タイ:セルヒオ・アグエロ(7枚)



これは意外な名前ではないだろうか。



ウィルフリード・ザハやブルーノ・フェルナンデスといった選手たちが、プレミアリーグでも「ダイバー」としてのレッテルを貼られがちだが、実はこのリストに名を連ねたのは「正統派ストライカー」として知られるアグエロだった。



とはいえ、プレミアリーグ通算184ゴール、最多タイのハットトリック12回という偉業の前では、数回のダイブによる汚名など簡単にかき消されてしまうものである。警戒されればされるほど相手の当たりも激しくなり、その影響でカードが増えてしまったのだろう。



3位:ドリース・メルテンス(7枚)



メルテンスが3位というのは驚きだ。このベルギー人アタッカーは、決して狡猾なプレースタイルという印象はない。



しかし、数字は嘘をつかない。もしかしたら、彼が過去に見せた露骨なダイブの映像を見返せば、これ以上の警告を受けなかったのは幸運だったと言えるかもしれない。



169cmという小さな体で世界トップレベルの舞台を駆け回った彼は、その中でどのようにプレーするかと極めた結果、倒れたほうがいいタイミングを見極める技術を高めたのだろう。彼の「狡猾さを感じさせない」技は、小柄な選手にとって素晴らしいお手本になりそうだ。



1位タイ:ジエゴ・コスタ(9枚)



逆にこれほど驚きのないランクインがあるだろうか。得点王リストにメッシがいるような、あるいは退場数リストにセルヒオ・ラモスがいるようなもので、誰もが納得するはずだ。



アトレティコやチェルシーでの全盛期、コスタは勝つためならば手段を選ばなかった。まるでそれがプライドであるといわんばかりに、全てを勝利から逆算して行っていた。



PKを勝ち取るためにピッチへ身を投げ出すことを彼は「ストリートで得た知恵と技術なんだ」と話した。しかしながら、対戦相手のディフェンダーたちにとっては悪夢であり、そして侮蔑の対象でもあったことは想像に難くない。



1位:ルイス・スアレス(9枚)



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画像: (C)Getty Images

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当然ながら、ジエゴ・コスタと並んでの1位はルイス・スアレスである。リヴァプール時代、彼のダイブ癖はイングランド中で騒動を巻き起こした。



彼は当時、アルゼンチンのメディアに対し「勝つために必要なことだった。後でなぜあんなことをしたのかと後悔することもあるが、スアレスという名前は(新聞を売るために)利用されてしまうんだ」と語っている。



当時のリヴァプールを率いていた監督ブレンダン・ロジャーズすらも、ダイブを認めたスアレスを「受け入れがたい。それは我々の倫理観とは相容れないものだ」と公に批判したほどだった。



しかしながら、スアレスは決してこのスタイルを変えることはなかった。そして、彼自身はそれを礎にして世界最高クラスのストライカーであり続けたのだ。



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※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。



筆者:石井彰(編集部)

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