日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、昨シーズンのスペイン1部リーグで11位と低迷した。
セルヒオ・フランシスコ新監督体制になった今シーズンは、開幕から2試合連続で引き分け。
さらに、30日の第3節では昇格組のオビエド相手にシュート18本を放つも、0-1で敗れた。久保は先発するも1点を追う後半20分に途中交代している。
現地紙『ElDesmarque』は「この日本人選手は、ゴールを狙うなど前半30分まではソシエダで最も鋭い選手だったが、試合が進むにつれて消えていった。アタッカー陣で一番最初に交代した」として、久保に5点の評価を与えていた。
また、『Mundo Deportivo』は「チームは最高の選手であるべき彼にもっと多くのものを求めている。交代選手として選ばれてしまった」と指摘している。
セルヒオ・フランシスコ監督は「前半と後半は全く異なる展開だった。前半は我々の方がはるかに優れていた。リードを奪って、試合をコントロールするチャンスを何度も作っていた。一番腹立たしいのは結果だ。何も手につかずに終わることを避けるためにあらゆる努力をしたのだが」と試合後に語っていた。
ここまで2分1敗のソシエダは、インターナショナルウィーク明けの来月14日に久保の古巣でもある強豪レアル・マドリーと対戦する。