
かつてなでしこジャパンこと日本女子代表のエースとして活躍した澤穂希さん。
205試合出場、83ゴールは、いずれもなでしこ歴代1位の記録だ。
2011年には女子W杯初優勝に貢献すると、FIFA女子年間最優秀選手賞を授与された(隣にいるリオネル・メッシは、バロンドール受賞)。
46歳になった澤さんは、テレビ東京の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に出演。
岩手県の花巻東高校サッカー部を訪れ、幼馴染だという清水康矢監督と感動の再会を果たすと、出川さんや部員たちとPK対決に興じていた。
その後、別の場所でサッカーをする子供たちを見つけた2人はこんな会話をしていた。
出川「澤さん、澤さん!世界の澤さん!」
澤「ちょっとやめて、恥ずかしいから(笑)(自分のことを)あの世代はもうわからないですよ」
出川「わかりますよ、パルムドールですよ」
澤「いや、バロンドールね(笑)」
出川「バロンドールね、すいません(笑)」
バロンドールはサッカー界最高の個人賞、一方、パルムドールはカンヌ国際映画祭の最高賞。パルムドールは、これまで衣笠貞之助氏、黒澤明氏、今村昌平氏、是枝裕和氏の作品が受賞したことがある。
バロンドールもパルムドールもフランス主催の賞で、ドール(黄金)も同じだが。
なお、厳密にいうと、澤さんが受賞したのは、女子バロンドールではなく、FIFA女子最優秀選手賞。当時はなかった女子バロンドールは2018年に創設された。