オランダの名門フェイエノールトでプレーする上田綺世。
27歳の日本代表FWは前半戦だけで18ゴールを叩き出す活躍を見せたが、年明け以降は一転して不調に陥った。
コンディション不良で試合を欠場することもあったが、8日のNAC戦で2ゴールをマーク。15日のエクセルシオール戦でも2得点を叩き出し、2-1の勝利に大きく貢献した。
フェイエノールトは格下相手に前半で先制を許すも、後半13分に上田が同点弾を記録。上田はその1分後には元イングランド代表ラヒーム・スターリングのスルーパスに抜け出すと冷静にシュートを決めた。
『NOS』などによれば、前半のフェイエノールトは上田を含めてチャンスを逃すシーンが多く、ホームサポーターからは「恥を知れ」、「デニス・テクルーセ(テクニカルディレクター)とロビン・ファンペルシー(監督)は消えろ!」などとの声が浴びせられていたという。
そうしたなか、上田は後半に2ゴールを叩き出し、現地紙も「デ・カイプ(フェイエノールトのホームスタジアム)の救世主、上田」とその活躍を讃えていた。
ファンペルシー監督も試合後にこう述べていたという。
「上田は素晴らしいゴールを2つも決めた。あれこそ彼の持ち味だ。
綺世にはもっといいポジションに入り込んでもらう必要がある。クロスや連携プレーでそれが可能になる。
我々は常にすべての選手の強みを活かせるように努めている。
一方、エクセルシオールのルベン・デンウィル監督は「彼らは非常に質が高い。特に上田はエールディヴィジにおいて断トツで最高のストライカーだ。彼がペナルティエリアに入れば、10回中9回は仕留める」と脱帽していた。
上田はこれでリーグ戦での得点数が22ゴールになった。
なお、フェイエノールトの日本代表DF渡辺剛はこの試合を欠場。指揮官はNAC戦で打撲があり、コンディションが万全ではなかったとその理由を説明している。
筆者:井上大輔(編集部)

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