元ブラジル代表のロビーニョは依然として刑務所に留まり続けるようだ。

同国代表では公式戦100試合に出場。

2005年にサントスからレアル・マドリーへ加入すると、以降マンチェスター・シティやミランなどでプレーした。

華々しいキャリアを歩んでいたロビーニョだったが、セリエAのミランに在籍していた2013年に犯したアルバニア人女性への集団強姦(ごうかん)罪によって、2017年に禁錮9年の有罪判決を受けた。

その後2020年に現役を引退し、2022年には最高裁でも判決が支持されると、2024年3月に母国ブラジルで身柄を拘束された。

ブラジル『ge』が28日に伝えた情報によると、連邦最高裁判所はロビーニョに対して追加の拘留を命じる判決を下した。なお、最高裁判所判事11名のうち6名がロビーニョの禁錮刑の維持に賛成票を投じているという。

ロビーニョの弁護団は同選手の釈放や刑期の短縮を求めたが、裁判所はこれを棄却した。

現在41歳のロビーニョは、2020年に最後の公式試合に出場して以来、サッカー界から離れている。それでも、日々のルーティンとして刑務所内にある土のグラウンドでボールを蹴り続けているという。

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