日本代表FW上田綺世とDF渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールト

リーグ開幕4連勝中だったが、21日にアウェイで行われたAZ戦は3-3の引き分けとなった。

上田と渡辺はフル出場したが、相手DFが彼らに対して行った行為が現地で物議を醸している(AZの毎熊晟矢は欠場)。

『ESPN』によれば、21歳のDFヴァウター・フースが、上田や渡辺をつねったり、叩いたり、挑発していたという。

そうしたなか、かつてフェイエノールトで活躍した元オランダ代表FWピエール・ファンホーイドンクは、『NOS Studio Voetbal』で、こう激怒していたそう。

「このVAR時代において、彼はエールディビジで最も卑怯な選手だ。通路内のカメラを撤去したい。そうすれば、40年前にディフェンダーがこのような行為をしたらされたのと同じことをフースにもできる。

(暴力行為を示唆するのか?)

いや、そんなことは言っていない。だが、これは愚かな行為だ。AZ戦後にNAC選手たちを見たが、彼らはあざだらけだった。

彼(フース)はいいディフェンダーだ。こんなことは全く必要ない。蹴られるのは試合の一部だが、あのつねりは勝利へのメンタリティとは全く関係がない。

彼はまるで馬鹿みたいに振る舞っている」

フースがこのような行動で批判されるのは、今回が初めてではないとのこと。

AZは8月末にNACと対戦しているが、その試合でも同様の行為があったようで、彼の不品行はSNS上で激しい非難に晒されているという。

なお、55歳のファンホーイドンクは、フェイエノールトで小野伸二氏ともプレーした大型ストライカー。

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