スペイン1部レアル・ソシエダで4年目のシーズンを迎えた日本代表MF久保建英。
16日に行われたバレンシアとの開幕戦ではいきなり初ゴールを記録した。
スペイン紙『Estadio Deportivo』は、「久保はバレンシアにとって大きな頭痛の種だった」としており、24日のエスパニョール戦に向けた会見でも久保についての質問が飛んだという。
久保はエスパニョールとの第2節に先発フル出場。チームは2点差を追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。
スペイン紙『Mundo Deportivo』は、右ウィングとしてプレーした久保を「彼にとって最高の試合ではなかったが、重要な存在ではあった。ボールを受けるたびに何かが起こり、相手に緊張やミスを引き起こした。序盤に右足でのゴールチャンスがあったほか、右足でのいいクロスがあり、終盤の攻撃にも絡んだ」と評価していた。
ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督は、1点差に迫るゴールを決めたアンデル・バレネチェアを「アンデルはタケ(久保)のようにチャンスを作り出してくれた。彼らは隠れない選手たちだ。彼らが絡むと何かが起きる」と讃えている。
開幕から2試合連続引き分けとなったソシエダは、30日の第3節で昇格組のオビエドと対戦する。