日本サッカー界のパワハラ対応を見習うべきと韓国紙が提言!19歳韓国スターのいじめ騒動にも言及

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近年、スポーツ界でも問題になっているパワーハラスメント。Jリーグも指導者のパワハラ疑惑を含めて、これらの問題に対処してきた。



そうしたなか、韓国紙『Star News』は、Jリーグのパワハラ対応に触れつつ、「スポーツ界における暴力問題に対する日本のアプローチは異なる。隠蔽するのではなく、オープンに情報開示する雰囲気が必要」と指摘していた。



「韓国においてスポーツ界の暴力は、長年にわたる慢性的な問題となっている。



学生間の暴力は確かに存在するが、指導者と学生間の暴力も長い歴史を持つ。過去5年間で暴力件数は大幅に減少したものの、専門家は依然として改善の余地があると認めている。



スポーツにおける暴力は、韓国だけでなく日本でも問題となっている。日本では、職場におけるいじめは「パワーハラスメント」と呼ばれ、上司や権限を持つ者による部下や同僚への嫌がらせを指す。



これは社会問題となっており、厚生労働省は2020年に防止法を施行した(パワハラ防止法、労働施策総合推進法)。



(中略)



日本の事例には共通点がある。問題を隠蔽しようとせず、問題を提起し、公表したのだ。Jリーグは2つのケースで積極的に介入したが、二次被害を防ぐため、被害者の身元は伏せられた。これは、再発防止と問題提起による意識向上を狙ったものだ。



これは、Kリーグの蔚山HDでシン・テヨン監督が不名誉な辞任に追い込まれた事件とは幾分対照的である。



しかし、韓国スポーツ界では明らかに変化が感じられている。何よりもまず、指導者の意識変化だ。



解説者になった元プロバスケットボール選手は、こう明かした。



『以前は試合中にコーチに叱責され、殴られた。当時は選手もそういった経験を通して成長すると信じていた。だが、今は一流のスポーツコーチが選手に明確な指示を与えているのが印象的。選手がミスをした場合でさえ、怒るのではなく、優しい言葉をかける。とても大きな違いだ』



別の関係者もこう語っている。



『日本のようにスポーツ界における暴力行為が詳細に公表されるような雰囲気を作る必要がある。厳罰化には確かに一定の効果があるだろうが、罰則によって不当な被害者が生み出される可能性もある。プロ野球のパク・ジュンヒョン事件を、残念ながら明るみに出てしまった隠蔽工作として片付けるのは間違いだろう。

韓国スポーツ界には、内部告発者を問題を起こす悪者と見なす風潮が根強く残っている。今は明らかに過渡期にあるが、具体的な対策を講じる必要がある。そうでなければ、いつ同じような事件が再発してもおかしくない』」



シン・テヨン監督は、昨年8月に韓国サッカー1部リーグ蔚山の新指揮官に就任するもわずか2カ月ほどで契約解除になった。成績不振が表向きの理由だったが、様々な問題が指摘された。



一方、19歳のパク・ジュンヒョンは、韓国プロ野球の2026年度ドラフトで全体1位指名をされた超高校級ピッチャー。高校時代にいじめの加害者だったと告発された彼は、昨年7月時点では処分なしとされ、昨年9月に1位指名を受けた。



不祥事で解雇されたスター選手8人



だが、被害者の不服申し立てを受けた学校暴力対策審議委員会が、昨年12月に判断を覆し、いじめの加害者だったと認定したことで、不安定な立場に置かれることなった(最も軽い謝罪文の懲戒処分だったが)。



筆者:井上大輔(編集部)

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