26日、J1湘南ベルマーレFWの福田翔生がデンマーク1部ブレンビーへ完全移籍することが発表された。ブレンビー側の発表によれば4年契約とのこと。

福岡県出身で東京ヴェルディMF福田湧矢を兄に持つ24歳の福田は、東福岡高校から2019年に当時JFLのFC今治に加入。今治はその後J3に昇格するも出場機会に恵まれず、22年限りで契約満了となった。

翌23年に当時J3のYSCC横浜に移籍すると前半戦だけで11得点を挙げる活躍で、同年夏に湘南に移籍。J3からJ1への大転身を遂げた。

昨季は10得点を記録し、今季はここまでリーグ戦16試合4得点を挙げている。

筑波大FWの内野航太郎と同じチームに移籍することとなった福田は、コメントで「このチームのためなら命を懸けれると、そう思えるチームで毎試合戦う事ができて幸せでした。湘南に来ることができたから成長できたと強く思っています」とチームへの感謝を語った。

また、「相当な覚悟をもって決断しました。湘南に必ず恩返しできるように日々努力します」と自身の決断を正解にする覚悟を言葉にした。

なお、福田は7月5日のJ1リーグ第23節ヴィッセル神戸戦が最後の出場機会となり、翌日にレモンガススタジアム平塚でファンへの最後の挨拶を行った後にチームを離脱するとのこと。

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