北野颯太、川村拓夢、チェイス・アンリが所属するオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルク。
2-1で勝利した5日のラビド・ウィーン戦で値千金の決勝ゴールを決めたのは、21歳の北野だった(川村とアンリは欠場)。
北野は1-1で迎えた後半8分に投入されると、そのわずか4分後に決勝弾を奪取。開幕戦以来となる今シーズン2ゴール目でチームに勝利をもたらした。
この結果、ザルツブルクはラビド・ウィーンらと勝点で並び、消化試合がひとつ少ない首位シュトゥルム・グラーツに勝点差1ポイントに迫った。
『sport.ORF.at』は「『ジョーカー』のゴールで上位対決に勝利。ザルツブルクはジョーカーこと北野のゴールで2-1の勝利を収めた。12,793人のファンが見守る中、交代出場したばかりの北野が57分に決勝点をもたらした」とその活躍を讃えていた。
この日を含めて最近2試合はベンチスタートだが、『ジョーカー役』として、しっかり結果を出したと評価されているようだ。
この夏にJ1セレッソ大阪からザルツブルクに移籍した北野は21歳のアタッカー。セレッソ史上最年少となる16歳2か月12日で公式戦デビューを果たした逸材だ。

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