今夏、10年間在籍したトッテナムと別れを告げた韓国代表FWソン・フンミン。

MLS(アメリカ1部)ロサンゼルスFCへ移籍した同選手だが、すでに圧倒的な人気を証明しているようだ。

ロサンゼルスFC会長のジョン・ソリントン氏は、イギリスメディア『talkSPORT』が発信する動画にビデオ通話でに出演。

同氏は、ソン入団からわずか数日であるにもかかわらず、同選手のユニフォームが「現在、ユニフォームが世界で最も売れている」と明かした。

番組の司会者は「すみません、あなたがもう言ったことをもう一度言っていただけますか?ジャージは誰の?ソンのことを言っているのですか?メッシ以上の?」と驚いた様子で聞き返した。

するとソリントン氏は「私はソンについて話している。彼がロサンゼルスFCと契約した時から現在まで、彼のジャージが世界のどのアスリートよりも多く売れています」と、改めて断言した。

現在アメリカで活躍するメッシのほか、クリスティアーノ・ロナウド、MBAのスターであるレブロン・ジェームス、スティーブン・カリーをしのぐ韓国代表のスター選手の人気ぶりに、イギリスのスタジオにいる出演者はかなり驚いた様子だった。

現在33歳のソンは、2015年にトッテナムに入団して以降、毎年のように得点を量産し、2021-22シーズンにはアジア出身の選手として初めてプレミアリーグ得点王に輝いた。韓国代表としてもFIFAワールドカップ(W杯)3大会に出場している。

来年行われる北米W杯が、おそらくソンの最後のW杯になるだろうと噂されている。同大会開催の前年にアメリカにやって来たソンには、注目に見合う活躍が期待されている。

なお、ソンは今月27日に野球の大谷翔平が所属するドジャースの試合で始球式を行う予定。日韓のスーパースターの共演にも注目が集まる。

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