すでに2026年W杯予選突破を決めている日本代表は、10日に行われたインドネシアとの予選最終戦に6-0で勝利した。

佐野海舟と佐野航大の兄弟が揃ってピッチに立ったことも話題になったが、インドネシアも双子選手が共演を果たしていた。

ともに27歳のヤンス・サユリとヤコブ・サユリだ。

ヤンスは先発起用され、ヤコブは前半途中で負傷交代を余儀なくされたDFケヴィン・ダイクスの代役として出場。だが、そのヤコブも負傷して、前半のうちに交代するはめになった。

前半のうちに負傷者が出ることも、2つの交代枠を使うことも想定外だったはず。

ただ、『TvOneNew』は、「パトリック・クライファート監督、日本戦敗戦はサユリのせいではないと語る」と伝えていた。

なんでもヤコブ・サユリのコンディションは、かなり良好だったそう。指揮官は、彼の負傷は予測できなかったとしつつ、こう語っていた。

「本当に残念だ。言い訳をするつもりはないが、選手が負傷交代を余儀なくされるのは、チームにとっていいことではない。

このようなことが起こることを予想していなかったが、これがサッカーだ。予期せぬ変化に備えていなければならない。残念ながら、今夜それが起こった。

我々は日本をリスペクトしている。彼らはクオリティが高く、チームワークも非常に優れている。日本戦はいいスタートを切れたが、個人レベルでは相手に多くの優位性がある。

チームとしても、彼らが試合を支配した。それが現実だ。我々はそれを尊重しなければならない。

この経験から学ぶ必要がある。それが最も重要なことだ。10月には次の試合が待っている。だから、この敗北から学び、より良い結果を出すために計画を立てなければならない」

クライファート監督は現役時代にオランダ代表として活躍した元スター。

グループ4位となったインドネシアは、10月にプレーオフを戦う。

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