「ひどい衝突だった、こんな衝突は見たくない…」GK野澤大志ブランドン、激しい衝突で一時意識喪失…涙を流すアントワープ同僚も

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GK野澤大志ブランドンとDF綱島悠斗が所属するベルギー1部アントワープ。



年内最終戦となる27日のズルテ・ワレヘム戦に2-1で勝利したが、野澤があわやのアクシデントに見舞われた。



終盤に相手選手との激しい接触でピッチに倒れると、応急処置を受けた後に交代を余儀なくされたのだ。



野澤はスタッフに両脇を抱えられてピッチを後にしたが、足元がおぼつかない様子だった。





応急処置を受ける際、倒れた野澤の姿を隠すように味方選手が取り囲んでおり、相当な衝突だったようだ。



『Voetbalkrant』は、「野澤はグラウンドに倒れたまま意識がなく、クラブドクターがすぐに駆けつけて、治療にあたった。彼は約3分間意識がなかったとされている。その後、彼は立ち上がることができ、ドクターの助けを借りてピッチを後にしたが、選手全員がひどく動揺しており、中には涙を流す者もいた」と伝えている。



また、『Sporza』によると、アントワープの監督は「本当に大変だった。彼はほとんど覚えていない」、チームメイトたちも「ひどい衝突だった、こんな衝突は見たくない」、「彼は一瞬意識を失ったが、あまり深刻でないことを願う」とショックを受けていたという。



その後、アントワープは野澤の容体について発表。「検査の結果、脳震盪と診断された。すでに退院し、自宅で療養を続ける」としており、幸いにも大事には至らなかった。



「あまりにも奇妙な怪我」で離脱した5名の選手



野澤は日本代表招集経験もある23歳の大型GK。今夏にFC東京からアントワープへ移籍し、初の欧州リーグを戦っている。



筆者:井上大輔(編集部)

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