2026年FIFAワールドカップ共催国のひとつであるメキシコ。
そのメキシコで15歳のサッカー少女が急死する悲劇が起きた。
24日に西部ミチョアカンで行われたユース大会決勝戦で後半途中に倒れ、病院に搬送されたものの亡くなった。
当初、午後6時キックオフ予定だった試合は、午後4時開始に繰り上げられたが、気温は34度あったそう。倒れた選手は意識を失って痙攣を起こしていたという。
主催者は、高温の中で試合が行われたこと、救急車を準備していなかったこと、その後に予定されていた試合を中止しなかったことについて批判されている。
『Debate』などによれば、当初は熱中症とも報じられたが、地元検察は脳動脈瘤が死因だと確認したとのこと。
プロを目指していた少女の夢は打ち砕かれることになったが、遺族によれば、決勝戦に向けた準備に興奮していたそう。
カメラマンもいたそうで、「素敵な写真を撮ってね」というのが、最期の言葉になってしまったという。