J3のSC相模原は17日、ホームタウンの一つである神奈川県愛川町と「三増公園天然芝改修工事及び利活用に関する協定」を締結したと発表した。これにより、同クラブは自らの費用負担で三増公園陸上競技場の天然芝グラウンドをプロ仕様へ改修し、2026年7月以降、トップチームおよび育成組織の新たな練習拠点として優先的に活用する。
これまでクラブは優先利用できる天然芝グラウンドを持たず、人工芝中心の環境でトレーニングを行ってきた。これは選手のコンディション維持や競技力向上の面で課題となっており、フルサイズの天然芝確保は長年の懸案だった。今回の協定により、上位カテゴリでも戦える環境整備が大きく前進することになる。
改修工事は2026年4月から7月中旬にかけて実施され、芝の張り替えに加え、維持管理についてもクラブが責任を負う。
完成後は練習拠点として活用する一方で、地域に開かれた施設としての役割も重視される。月1回以上の公開練習の実施やトレーニングマッチの開催、子ども向けサッカー教室、さらには高齢者向け運動教室などを通じ、地域住民への還元を図る。また、優先利用外の時間帯には一般利用も可能とし、地域のスポーツ環境向上にも寄与するとのことだ。
こうした取り組みは、クラブが推進する「ジモトアイプロジェクト」の一環でもある。同プロジェクトは、相模原市や座間市、綾瀬市、海老名市、愛川町といったホームタウンと連携し、「子ども・教育」「ウェルビーイング」「環境保全」を軸に社会課題の解決を目指すもので、今回の施設整備も地域活性化の拠点づくりとして位置付けられる。
愛川町の小野澤豊町長は、1996年開園の三増公園が町民に親しまれてきた象徴的な施設であるとした上で、「クラブからの改修提案は双方にメリットがあり、協定締結に至ったことを大変うれしく思う」とコメント。改修後は選手が新たな芝で躍動し、J2やJ1、さらには世界へ羽ばたくことへの期待を示すとともに、町民やサポーターにも広く利用される施設として発展させたい考えを示した。
また、クラブの西谷義久社長は、天然芝の確保がクラブ強化における急務だったとし、「プロ仕様のトレーニング環境が整うことは大きな前進」と強調。
SC相模原は今後、競技力向上と地域貢献の両立を図りながら、ホームタウンとともに成長するクラブづくりを進めていく考え。今回の協定は、クラブの強化基盤を支えると同時に、地域スポーツの新たな価値創出につながる取り組みとして注目される。
筆者:奥崎覚(編集部)
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