サッカー界最高の個人賞であるバロンドール。

昨年はマンチェスター・シティのUEFAチャンピオンズリーグ優勝などに貢献したスペイン代表MFロドリが初受賞した。

その一方、レアル・マドリーは、所属選手であるブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの受賞が叶わないと知ると、パリでの授賞式をボイコットした。

その際、クラブは「受賞基準がヴィニシウスを受賞者としないなら、同じ基準でダニ・カルバハルを受賞者とすべきだ。そうでなかった以上、バロンドールがレアル・マドリーをリスペクトしていないのは明らかだ。レアル・マドリーは、リスペクトされていない場所には行かない」と主張していた。

クラブとしてバロンドールセレモニーをボイコットするのは全体未聞の出来事だったが、『Marca』などによれば、レアルは今年も式に参加しない見込みだそう。

今年のバロンドール授与式は、9月22日にパリで開催されるが、レアルの関係者は誰も出席しない予定だとか。

男子バロンドール候補30人には、レアルのジュード・ベリンガム、キリアン・エムバペ、ヴィニシウスがノミネートされているほか、最優秀GK賞候補にはティボー・クルトワ、女子バロンドール候補にはスコットランド女子代表MFキャロライン・ウィアーが名を連ねている。

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