かつて日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也。
名古屋グランパスでプロデビューすると、2010年にオランダへ移籍して以降、イングランド、イタリア、ドイツ、そして、アメリカと海外でプレーを続けてきた。
37歳になった吉田は、先日放送されたinterfmの『Treasure in Talk』で、こんな話をしていた。
「日本って本当に特に生きづらいですよね、(海外から)本当に帰るたびに思うんですけど。日本は住みやすくて、生きづらいなといつも思います。
特に運転とかもそうなんですけど、日本人って顔が出てるところではすごい親切なんですよね(苦笑)
こと顔が見えないと、それこそ車の運転で、混雑している高速の入り口で入るときとかも、入れてくれない人がめっちゃいるじゃないですか。
ドイツとかイギリスとか、めちゃくちゃみんな入れてくれるので。日本は本当に意地悪な人が多いなと思うんですよ。だから、そういう意味で、もっと広い心を持とうよって、日本でいつも思いますね」
その吉田は、『Treasure in Talk』最新回で、再びこの話題について触れていた。
「(街中で人違いをしてしまい、恥ずかしかったというエピソードに対して)
ヨーロッパ人やアメリカ人だと、気の利いたジョークをさらっと言える人が多いと思うんですね。日本人ってそういうのは少ないと思うので。
イギリスとかだと窮地に陥った時にうまいギャグで返すとWow!って褒められるというか、評価が上がるんですよね。振られた時におもしろい切り返しができたら、結構おもしろいやつって認定されるんですよ。それを僕はイギリスの時に頑張ってたんですけど(苦笑)、アメリカ人はそこまでそういうのはないかもしれない。
国によると思うんですけど、日本人はそういう時に『あっ…』ってなっちゃうじゃないですか。
(中略)
そういう時はユーモアで乗り切るのが一番じゃないですか、間違えちゃいましたぁみたいな。
(中略)気にする必要ない。自分は大惨事だと思っているけど、向こうは全然大したことだと思っていないと思うので、気にする必要ないんじゃないですか。
そんなことあるでしょ、みたいな。気楽に生きていけばいいじゃないですか。そうしないとまた生きづらい日本になっちゃうでしょ(笑)
生きづらい日本で思い出したんだけど、この間ラジオで『日本は住みやすくて生きづらい』って話したら、ネットニュースになって、長友先輩からそのリンクが送られてきて、『吉田、これは本当に的を得てるぞ』みたいな、年始にきたんですよ、LINEが。
長友さんから、年始早々褒められるなんて今年はいいことありそうですって言ったら、その返信が『幸あれ』だったんですよ…。なんや、こいつと思いました(笑)」
39歳になった現在も日本代表に招集されている長友佑都も海外経験が豊富な選手。イタリア、トルコ、フランスで10年以上プレーした後、2021年に古巣FC東京に復帰した。長友も吉田の意見に同意していたようだ。
なお、確信を突くという意味合いの表現は「的を射る」が正しいが、最近は「的を得る」も誤用ではないとされている。
筆者:井上大輔(編集部)

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