日テレ・東京ヴェルディベレーザは16日、三菱重工浦和レッズレディースのMF塩越柚歩が、完全移籍で加入することになったと発表した。
塩越は1997年11月1日生まれの27歳。
日本代表としても、2023年のアジア競技大会ではキャプテンを務め、4ゴールを挙げて2大会連続の金メダルに貢献。昨年10月には3年ぶりになでしこジャパンにも招集されていた。
以下は東京ヴェルディベレーザ移籍を決断した塩越のコメント。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ公式
「みなさん、はじめまして。
この度、日テレ・東京ヴェルディベレーザに加入することになりました塩越柚歩です。歴史あるクラブの一員となりプレーできることを嬉しく思います。
タイトル獲得のために自分自身の全てを出して闘います。応援よろしくお願いします!」
三菱重工浦和レッズレディース公式
「三菱重工浦和レッズレディースを応援してくださるすべてのみなさまへ
今シーズンを持ちましてチームを離れ、日テレ・東京ヴェルディベレーザに移籍することを決めました。ファン・サポーターのみなさん、急なご報告となり、直接ご挨拶できず申し訳なく思っています。
ジュニアユースに加入してから15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました。
私をここまで大きくさせてくれたクラブにはとても感謝しています。そして、浦和のエンブレムを通して出会えたすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
どんな時も後押ししてくれるファン・サポーターのみなさん、いつもご支援いただいているパートナー企業のみなさん、クラブに関わるすべてのみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして日本一のサポーターのみなさんの前でプレーできたことが本当に幸せでした。
一緒に喜び合う瞬間、どんな時でも前を向かせてくれる瞬間、一瞬一瞬が最高で幸せな瞬間でした。私は愛と笑顔に溢れたレッズファミリーが大好きです。
このクラブでプレーし、得たすべての経験は、私にとって大事な大事な宝物です。大きく成長した姿をお見せできるように新しい環境で頑張りたいと思います。
レッズレディースに関わる全てのみなさま、本当にありがとうございました!」
なお、悲願のWEリーグ制覇を達成した東京ヴェルディベレーザは、2025-26シーズンから今年3月まで浦和レッズレディースを率いていた楠瀬直木監督が就任することが決まっている。