9歳で骨肉腫で亡くなった娘のために…55歳監督、優勝を成し遂げたい理由が泣ける 「娘はそこにいないが心はいる」
9歳で骨肉腫で亡くなった娘のために…55歳監督、優勝を成し遂げたい理由が泣ける 「娘はそこにいないが心はいる」

欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ決勝が現地31日に行われる。

かつて長友佑都も所属したインテルと悲願の初優勝を狙うPSGが激突する。

フランスの金満クラブであるPSGを指揮するのは、スペイン人のルイス・エンリケ監督。

55歳の同監督は、現役時代はレアル・マドリーやバルセロナで活躍し、監督としてもバルサを欧州制覇に導いた人物だ。

そのエンリケ監督は、亡き娘のためにもふたたびCL優勝を果たしたい思いがあるようだ。

愛娘シャナさんは2019年に骨肉腫と診断されると、5か月の闘病の末に亡くなった。その後、エンリケ監督は、シャナさんと同じような重病の子供を持つ家族を支援するための財団を設立。

そのエンリケ監督は1月にこう語っていた。

「ベルリンでのチャンピオンズリーグ決勝で優勝した後、娘と一緒にピッチにバルセロナの旗を立てた素晴らしい写真が今でも思い出される。

PSGでも同じことができればいいね。娘はそこにはいない。物理的にはいないだろうが、心はそこにいてくれるだろう。私にとってそれはとても大切なことだ」

2015年、当時、エンリケ監督が率いていたバルサは、ベルリンのオリンピアシュタディオンで行われたCL決勝でユヴェントスを3-1で下して優勝を達成。指揮官は、愛娘とともに喜びを分かち合った。

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PSGでも亡き娘とともにCL優勝を分かち合いたいという思いがあるようだ。

なお、インテルとの決戦は、ドイツ・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナで行われる。

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