2022年からASモナコでプレーしてきた日本代表MF南野拓実。

昨季はフランス1部リーグで3位になったチームで9ゴールを決めた(リーグ戦では6点)。

1995年1月生まれの南野は現在30歳。昨シーズンはチーム最年長選手だったが、今季からはそうではなくなった。

モナコは、今夏に35歳のGKルカーシュ・フラデツキー、32歳のMFポール・ポグバ、31歳のDFエリック・ダイアーを補強。その結果、南野はチームで4番目の年長選手になったのだ。

そうしたなか、『L'Équipe』はこう伝えていた。

「モナコはPSGに近づくため、経験を頼りにするようになった。モナコは才能豊かな若手を導くために、ポグバを含む経験豊富な選手を複数獲得。モナコはPSGとの差を縮めることを目指している。

南野はより若さを感じているに違いない。昨季のモナコで最年長選手だった30歳の彼は、ここ数週間で何人かのベテラン選手の加入を目の当たりにしている。

まず、バイエルン・ミュンヘンを退団したダイアーが加入。次に、フランス代表としてW杯優勝も果たしたポグバ。

そして、レヴァークーゼンからフラデツキーがやってきた。

新しいチームメイトの中には、フラデツキーが既にプロとして活躍していた頃にまだ幼稚園児だった選手もいる。

3人の経験豊富な選手、そして何よりも輝かしい経歴を持つ選手たちが、モナコの才能溢れる若者たちをより良くサポートするために加入したのだ」

フランス王者に君臨するPSGを打倒するために、経験あるベテランを補強することにしたようだ。

ちなみに、フラデツキーは、フランクフルト時代に長谷部誠氏、鎌田大地(現クリスタル・パレス)ともプレーしたことがある選手。

南野擁するモナコは、16日の開幕戦で瀬古歩夢が加入したル・アーヴルと対戦する。

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