レアル・ソシエダでのシーズンを終えた日本代表MF久保建英。

今季は全コンペティション52試合で7ゴール4アシストを記録したものの、チームは11位に終わった。

そうしたなか、スペイン紙は今季の久保をこう総評していた。

『AS』

「久保を例に挙げよう。彼にとって物事は良くも悪くも、ゴール前で全く力を発揮できなかったチームのなかで、常に攻撃面でベストを尽くした。

常に更なる高みが期待されていたが、多くの試合で彼は世界と対峙する孤独な存在だった。チームで最も才能のある選手」

『Mundo Deportivo』

「この日本人のシーズンを言葉で説明するのは難しい。多くの試合や時間帯で、彼は明らかにチーム最高の選手であり、リーダーだった。

しかし、他の選手と同じように常にトライしていたものの、リズム、プレーメイク、アイデア、そして正確さが欠けていた。

スタッツは乏しく、それが彼の最大の弱点であり、個人主義的な側面もあった。7ゴール、4アシスト(リーグ戦では0)、出場時間では3位というのは事実だ」

久保は今季のリーガで最も多くのファウルを受けた選手になったが、リーグ戦でのアシストはひとつもなかった。

6月には24歳になる彼は、今夏の移籍が噂されており、今後は去就が注目されそうだ。

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