日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。
昨季はスペイン1部で11位に終わり、欧州コンペティション出場を逃しており、久保は補強の必要性を訴えた。
そのソシエダは、リヨンから28歳のクロアチア代表DFドゥエ・チャレタ=ツァル、ウォルヴァーハンプトンから28歳の元ポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスを獲得しようとしている。
そうしたなか、『AS』は、「レアル・ソシエダは、チャレタ=ツァルとゲデスの獲得で『ウーデゴールと久保効果』の再現を狙っている」と伝えていた。
「28歳の2選手は、ここ数シーズン、不安定なパフォーマンスと一貫性の欠如に悩まされている。両選手ともレンタル移籍で加入する見込みだ。
両選手ともここ数シーズンは望んでいたような安定した活躍が見られず、移籍を歓迎している。これはレアル・ソシエダにとって大きなチャンスとなる。
マーティン・ウーデゴールや久保建英のように、キャリアが停滞した選手のキャリアを再び軌道に乗せることの難しさを熟知しているからだ。
チャレタ=ツァルとゲデスはともにベストコンディションを取り戻す必要があり、一方のソシエダは高額な費用を伴わない補強を模索している」
ソシエダは、ウーデゴールと久保をレアル・マドリーから獲得して復調させた経験がある。
身長193cmの大型CBチャレタ=ツァルは酒井宏樹とともにプレーしたマルセイユ時代にはリヴァプールから狙われるほどの存在だったが、その後、トーンダウンしてしまった。また、18歳で代表デビューしたウィンガーのゲデスも近年は完全に停滞気味で、2022年以降は代表に呼ばれていない。
ソシエダは彼らのことも久保のように復活させられる存在だと見ているようだ。