「重要な局面で仕事をしてきた」苦しむ田中碧を元エースが擁護

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かつてリーズ・ユナイテッドのエースとして活躍したアラン・スミス氏が、現在出場機会に苦しんでいる日本代表MF田中碧について言及したとのこと。



2024年夏の移籍マーケットで、ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフからわずか350万ポンドという「お買い得」な価格で加入した田中。

彼はすぐさまイングランドの2部チャンピオンシップに適応し、水を得た魚のようなプレーを披露。



卓越したプレーでエランド・ロードのファンの心を掴むと、リーズのチャンピオンシップ優勝とプレミアリーグ昇格において中心的な役割を担った。



しかし、今季はプレミアリーグに昇格したことでチーム内の競争は激化している。田中が今シーズンのリーグ戦でスタメンに名を連ねたのは、わずか7試合に留まっている。12月14日のブレントフォード戦(1-1)を最後に、リーグ戦での先発からは遠ざかっている状況だ。



そんななか、アラン・スミスは『Yorkshire Post』の取材に対し、田中の起用法について持論を展開した。



「プレミアリーグは非常にタフなリーグだ。チャンピオンシップで無名の存在から急浮上し、そのままプレミアリーグでも信じられないような活躍を続ける選手はそう多くはないんだ。



それでも、彼はリヴァプール戦でのゴールのように、重要な局面で仕事をしてきた。リーズの中央のミッドフィルダーは非常に献身的に働くタイプが多いが、彼はその中で少し異なるアクセントを加えられる存在だ。ただ、そういった選手を常にチームに組み込めるわけではないからね。



彼を起用すべき時と、そうでない時がある。

外から見ているファンは『こうすべきだ、ああすべきだ』と口にするのは簡単だが、新しいリーグに来て間もない中で結果を出し続けるのは本当に難しいことなんだ」



田中は先週末、FAカップのバーミンガム・シティ戦で久々にスタメン復帰。78分間プレーし、チームの5回戦進出に貢献した。試合は1-1のままPK戦に突入したが、リーズがこれを制している。



次戦、リーズは本拠地でノリッジ・シティを迎え撃つ。ダニエル・ファルケ監督にとっては古巣対決となる。



スミス氏はチームの現状についてもこう語った。



「今のリーズはカウンターを狙う形が最も良いように見える。だが、格上を相手に守ってカウンターを狙うサッカーから、自分たちがポゼッションで圧倒するサッカーへと切り替えるのは非常に難しい。



チャンピオンシップでは常にボールを支配し、多くのチャンスを作ることができた。しかし、プレミアリーグで守備を固めて耐え忍ぶマインドセットが出来上がってしまうと、そこから変化するのは容易ではないんだ」



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昨季の主役から、プレミアでの適応という壁にぶつかっている田中碧。スミス氏が語る「異質な才能」を残留争いの中でどう生かしていくのか。ファルケ監督の手腕に注目が集まる。



筆者:石井彰(編集部)

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