
川崎フロンターレは、3日にアジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート決勝を戦ったが、サウジアラビアのアル・アハリに0-2で敗れて準優勝となった。
準決勝でクリスティアーノ・ロナウドら擁するアル・ナスルを撃破した川崎だったが、アジア制覇にあと一歩届かず。
一方、サウジの政府系投資ファンドが保有するアル・アハリは、破格の資金力を持ち、初優勝を成し遂げた。
5万8000人超が詰めかけた一戦では、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが2アシストを記録し、マンオブザマッチに選出された。
そのフィルミーノは「このタイトルをとても誇りに思う。簡単ではなかったが、チームのために戦った。いま僕らはアジア王者になった。ファンも熱狂的に応援してくれた。彼らを愛している。家族と共にここにいるし、僕らは家族とファンのためにプレーした。彼らとともにいられることは光」とコメント。
川崎はボール保持率では上回ったものの、枠内シュートはゼロ。アリ・アハリGKエドゥアール・メンディは「決勝がジッダ開催だと知っていたので、ファンの前でチャンピオンになると決意していた。秘訣はチームの努力。
なお、優勝したアル・アハリは、賞金1200万ドル(17.3億円)を得ている。