28日に最終節が各地で行われた関東サッカーリーグ1部。
首位の福田雅監督率いる東京ユナイテッドFCは、流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎にアウェイで2-1の勝利を収め、見事初優勝を飾った。
2位で最終節を迎えた、風間八宏体制2年目の南葛SCもエリース豊島FCをホームで2-0と破ったものの、勝点1及ばず(得失点差では南葛SCが上)。1部昇格4年目での初優勝は果たせなかった。
これにより、全国9つの地域に分かれて行われている地域リーグの各王者が以下のように決定。JFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)出場を決めている。
北海道:BTOP北海道
東北:コバルトーレ女川
関東:東京ユナイテッドFC
北信越:富山新庄クラブ
東海:岳南Fモスペリオ
関西:アルテリーヴォ和歌山
中国:福山シティFC
四国:FC徳島
九州:ジェイリースFC
地域CLの出場枠は「12」。残り3つとなった出場枠を目指し、地域リーグ優勝を逃した南葛SCなど各地の強豪が挑むのが、10月に今年は青森県で開催される第61回全国社会人サッカー選手権大会だ。
この“全社”は32チームが参加。大会は10月11日(土)から15日(水)にかけて、今年も休養日なしで行われ、ベスト4かつ出場確定済チームを除く3位以内が地域CLの出場権を手にする。
なお、南葛SC(関東2位)は、全社1回戦で北海道十勝スカイアース(北海道2位)、2回戦では守山侍2000(関西5位)とジェイリースFC(九州1位)の勝者と対戦することが決まっている。